[飢餓状態が自然治癒能力を高める]ファスティングの真の魅力

人類の歴史300万年の中で食べ物が豊富にあるという世の中になったのは、ごく最近の話(50年から60年)であり、人類誕生から今までの歴史の中の9割以上の期間、人は飢餓状態と共存適応してきたので、現代の人類が直面している飽食に対する機能は体に存在しません。

人は空腹(低血糖状態)になると、アドレナリン・グルカゴン・成長ホルモンなどのホルモンが分泌し、正常な血糖値まで上げようとしてくれます。
逆に、満腹になり上がりすぎた血糖値に対して分泌するホルモンは、インスリンのみです。
このことからも空腹(低血糖)には慣れており空腹の時に健康と生命を保つ術をもっているのがわかります。

現代は食べ物が豊富にあり、幸せだと感じてしまいがちですが、体や心にとっても≪それは一過性の幸せ≫であり、一生を考えると不幸の根源になるのだということを知ってほしいと思います。
人生は健康に長生きできれば必ずいいことが起きます。人生を楽しむためにも本当の知識を身につけていただくため読み進めていただければ嬉しいです。

目次

なぜ沢山食べすぎてしまう人が多いのか

毎日の食事は、
昔と違って家の近くや職場の帰り道にはコンビニ、外食チェーン店など調理しなくても、手軽に安く美味しいと感じれる食べ物が溢れています。経済の発展で食べ物の産業も急加速で発展してきました。
企業は利益を追求する組織なので、安く仕入れ高く売らなければいけません。更に、利益追求のため食品ロスも減らさなくてはなりません。

もしあなたが企業の立場であればその為にどうしますか?

安いものを仕入れる
リピートしてもらう
美味しく製造する
長持ちさせる


という思考になると思います。

続きます。
では、
なぜ安いのでしょう。
なぜ美味しいと感じるのでしょう。
なぜいつも食べ物がそこにあるのでしょう。
なぜ甘いものやお菓子がいつも欲しくなるのでしょう。

大量に仕入れて単価を下げて、味は研究して、いつも新鮮なものを並べたり使っているからいつもそこにあるのでしょうか?
人間は疲れると甘いものがほしくなるから砂糖が沢山入ったチョコとかお菓子とかスイーツを食べたほうがいいのでしょうか?
チェーン店はお店の名前も有名だし安心していけばいいのでしょうか?

なんだかそう言われてみると色々と常識的に思っていたことがなんだか怪しくなってきましたよね。

なぜ安いのか

品質が低下している物を大量の食品添加物により旨味を出しています。
遺伝子組み換え技術により無理矢理増殖させるなど、安全より大量生産に注力した製造をしています。
すぐに人体に影響はないと言われていますが、100年生きていく中で本当に影響はなく生きていけるのでしょうか?
塵も積もれば山となります。
初めは致死量にならないものも極力体内に入れないほうが良いですよね。

なぜ美味しいのか

旨味を出し、消費者が美味しいと思わないといけませんよね。その為に、科学的に旨味を加えています。
≪たんぱく加水分解物≫の表示を見た事ありませんか?たんぱくと言われると怪しさはない、と思ってしまう方もいらっしゃると思います。
名前とは裏腹に、この物質は発がん性があると言われています。
この物質も一定の量を超え蓄積すれば非常に危ないものなのです。
なぜ旨味を感じれるからといってこんなにも危ないものを入れるのか、、、

全ては利益のためです。

なぜいつも食べ物があるのか

お店にはいつも腐らず発色の良い食べ物が売られていますよね。
そこにも食品添加物が使われています。
保存期間が長くなるし、色が綺麗にでます。これらの物質もすぐに人体に影響はでないので法律では禁止されていませんが、ずっと摂り続けていたらどうでしょう。人体の仕組みとして、毒素を分解排泄できる機能はありますが、化学成分は今のところ分解できず蓄積してしまうものが多いのです。

なぜチョコやお菓子がみんな好きなのか

タバコやお酒と同じく、砂糖は麻薬並みの中毒症状があります。
単純に体が欲しがってしいます。腸内環境にも悪く、血糖値を乱高下させることで逆に精神状態を不安定にさせる能力も砂糖にはあります。

もう贅沢病とは呼ばれていない糖尿病

贅沢病といわれていた糖尿病も今は、貧困の病気とまで言われています。
千葉大学などの研究者たちの調査によると、所得が低いほどに糖尿病になるリスクが高いという結果がでています。
安い食べ物ばかり食べていると病気の確率が上がってくるということですね。

安くて美味しく感じる食べ物といえば、

  • 菓子パン
  • 白米
  • スナック
  • 小麦粉
  • 0カロリー飲料
  • 揚げ物
  • パスタ

これらには、血糖値を乱高下させたり、人工的に精製された甘味料がはいっていたり、化学的な調味料がはいっていたり

  • 血糖値の乱高下
  • 人工甘味料
  • 化学調味料
  • 食品添加物

先にも書きましたが、血糖値の乱高下は鬱に近い状態にさせます。
カロリーはあるが栄養素がない(エンプティカロリー)カロリーだけの無栄養だったりします。
人工甘味料は体内で消化されず、腎臓肝臓に蓄積されてしまう恐いものです。

食べるべきもの

  • 食物繊維(水溶性、不溶性、発酵性)
  • 発酵食品
  • 豆類
  • 果糖
  • 不飽和脂肪酸
  • 玄米、全粒粉小麦

他にも海藻類やナッツなどを摂取するといいです。
更にレベルをあげるならケトン体質を目指して玄米さえも摂らない生活もおすすめです。

食事量が多い、食事の間隔が短いデメリット

食事の量が多い、食事の間隔が短い状態であることは、絶えず腸に血液が集まっている状態になり、
代謝の低下、体温の低下により脳や心臓で発作が起きやすくなります。
また、栄養素が血中に残り病気になりやすくなり、

  • 糖質
  • 脂質
  • コレステロール
  • 乳酸
  • 尿酸

が体に充満し、

  • 糖尿病
  • 肥満
  • 痛風
  • 心筋梗塞
  • リウマチ
  • クローン病
  • 免疫異常の疾患
  • 婦人病
  • 不妊症

などの生活習慣病などの種々の病気にもがき苦しむことになります。
厚生労働省の調べでは、日本人の5人に1人が糖尿病に発症あるいは予備軍だという調査結果がでています。

私たちの体は、空腹を前提に作られています。
食べすぎることに対して対応できないのです。
食べすぎることによって様々な病気が発生してしますのです。

今こそ、空腹力を鍛えましょう。

空腹がもたらす圧倒的メリット

長寿遺伝子が活性化する 

2000年アメリカマサチューセッツ工科大の研究で空腹によって寿命のばす長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)が活性化し細胞を修復して若返らせる動きがあるという発見がありました。 老化原因の活性酸素を抑制し、動脈硬化、糖尿病、認知症などを予防します。老化を遅らせる最強のスイッチです。

免疫力が向上する

空腹になると血液中の糖、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足します。 これらを栄養源とする白血球も空腹になります。この空腹の作用により体内の異物を食べる力が増強され免疫力が様々なウイルスを食べる能力が高まり免疫力UPに繋がります。

脳が活性化する

空腹になると胃からグレリンというホルモンが分泌され脳の働きを活性化し、学習能力・記憶能力・認知能力が高まる効果があるといわれています。

排泄がよくなる

吸収は排泄を阻害します。大腸・直腸・腎臓・膀胱への血流が少なくなるため排泄が不十分になるためです。
逆に、空腹は排泄を促進し毒素を外に出しやすくさせるため、病気の予防に繋がります。 

精神の安寧がえ得られる

食べすぎで血糖値の乱高下により体は鬱に近い状態になります。しかし空腹状態で物足りなさを感じると、快感ホルモンβエンドルフィンと気持ちを安定させるα波が分泌し、心身ともに軽くなり安定します。

体温があがる

病気やケガで食欲がなくなり熱がでるのは病気を治すためです。食べて食物を消化吸収して発熱するよりも、体内の糖・脂肪・老廃物を燃焼するほうが発熱効率がいいからです。体温があがると得られるメリットは、 免疫力があがることやダイエットにも非常に効果的です。

空腹には沢山のメリットがあります。
少しの我慢ができれば、一生の健康が手に入ります。

100年生きる前提で今を生きていきましょう。

普段の食事も糖質制限をするメリット

糖質で代表的なのは、米や麺類です。
人間は特に糖質をエネルギーに生きていくのが普通とされています。
しかし、動物という広いくくりで食生活をみたときに、糖質を摂取しエネルギーを得ているのは人間とその身近にいる動物だけかもしれません。
糖質を摂取しないことにより体内の酸化や糖化、炎症を引き起こしにくくするので、体内の動きや流れが正常に働くため、体温も36.5℃以上に保たれ、免疫力が維持されます。

免疫力が維持されると、流行りの疫病などに感染したとしても、発症させない不顕性感染(ふけんせいかんせん)の体になれます。

不顕性感染とは、感染が成立していながら臨床的に確認しうる症状を示さない感染様式のことを示す。無症状感染という場合もある。
不顕性感染と顕性感染は、連続的であり、病原体により不顕性感染の方が一般的であり、発症に至ることの方が稀であるものも少なくない。

関邦弘先生

外的に体温上昇させる方法のおすすめは、体温中枢のある大脳の視床下部をサウナ浴やシャワーで加温する生活を続けることです。
様々な疫病から身を守るために、薬などに頼る癖から抜け出し、日々の生活から病気に打ち勝てる身体作りをしいきましょう。

最後に

”いかに人を依存させるか”という世の中です。
大事なのは、自分で食べないという選択をすることです。
知らないでは済まされない、手遅れになる前に、まずは食べないものを増やしていきましょう。

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